コーヒーは意外と長期保存ができると思われがちですが、実はそうではありません。
コーヒーの実は赤く熟したものだけを収穫して果肉を剥ぎ取り、中の種だけを集めてよく水洗いをします。その後、何日もかけてよく天日乾燥し、始めてコーヒーの生豆となります。このコーヒーの生豆は湿気さえ注意すれば2~3年は問題なく保存できます。
ところが焙煎された途端、コーヒー豆はその日から炭酸ガス(香りのもと)の放出を始め、そのガスを出し終わるまでの短命な鮮度を与えられてしまいます。
この短い鮮度があるうちが、おいしいコーヒーを飲む上で大切となります。
①コーヒー豆は、焙煎後約2~3週間炭酸ガスが豆から放出されています。だから新鮮なコーヒー豆を販売している専門店で購入したコーヒーパック袋は、そのままにしておくとパンパンに膨らんでしまいます。(バルブつきのコーヒーのパック袋の場合パンパンとまではいかないですが、やっぱり多少膨らみます。)
②ドリップの時にコーヒーが膨らむ。ペーパードリップの際に、コーヒーの粉にお湯を注ぎ始めると、すごい勢いで白い泡とともにコーヒーの粉が盛りあってきます。これが無いコーヒーはちょっと鮮度が無いかもしれません。
コーヒー豆の鮮度が良いことが美味しいコーヒーの条件ですが、鮮度のいい豆が必ずしも美味しいとは限りません。
以前、受注焙煎の店でコーヒーを購入したところ、パック袋に焙煎の日付が記載してあったりして、明らかに鮮度の良い豆であることは歴然。実際家でコーヒーを抽出すると確かに抽出の時に白い泡が出て盛り上がり、鮮度については申し分なったのに、実際そのコーヒーを飲んでみると全く美味しくなかったことがあります。
単純にコーヒーの美味しさを引き出せていない焙煎だったということなのでしょうが、単純に受注焙煎だから新鮮で美味しいとは限らないということがいえると思います。